『バイオタイト』(黒雲母)風化すると「猫の金」になる鉱物

バイオタイト

バイオタイトは金雲母鉄雲母との中間組成の固溶体で、現在では独立した種とされていない鉱物です。

風化すると剥がれて、砂金のようにキラキラした「猫の金」と呼ばれる物になります。

とても軽いので、砂金と間違えることはないと思いますが、川に沈んでいたりすると金粉のようにキラキラ光るので

「金だ!」と興奮するこことがあるそうです。

でも残念ながら「猫の金」に市場価値はありません。

バイオタイトについて

バイオタイトの名前の由来と和名

バイオタイトは、フランスの物理学者・鉱物学者ビオ(Jean-Baptiste Biot、1774 - 1862)にちなんで1847年に命名されました。

和名は見た目から「黒雲母」です。

鉱物についての本を読んでいると度々お目にかかる、和田維四郎先生が命名しました。

バイオタイトの成分

バイオタイトは金雲母と鉄雲母の中間組織の固溶体で

カリウム、マグネシウム、鉄、アルミニウム、水酸化物の珪酸塩鉱物です。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

参考

化学組織は

K(Mg,Fe)3AlSi3O10(F,OH)2 

と表されます。

バイオタイトの硬度

モース硬度 2.5〜3

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

バイオタイトの色

バイオタイトは通常黒色ですが

褐色、濃い緑色、黄色

などがあります。

バイオタイトの光沢

ガラス光沢、真珠光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

バイオタイトの劈開性

劈開は完全です。

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

バイオタイトの石言葉

バイオタイトの石言葉はまだ決まっていないようです。

バイオタイトはとても脆い鉱物で、宝石として出回ることは殆どありません。

バイオタイト 誕生日石

バイオタイトは「366日宝石図鑑」で4/21の誕生日石に選ばれました。

バイオタイトの名前の由来となったフランスの物理学者、天文学者、数学者のジャン=バティスト・ビオ氏は1774年4月21日生まれです🎂

バイオタイトinクォーツ

バイオタイトは個別の石としてだけでなく、他の宝石に付着したり内部に入り込むことがあります。

水晶に入り込んでいるものはパワーストーンとして人気があるようです。

バイオタイトinエメラルド

バイオタイトはエメラルドの内包物として存在することもあります。

特にエチオピア産やオーストラリア産のエメラルドに見られるそうです。

バイオタイトの主な産地

バイオタイトの主な産地は

カナダ🇨🇦

ノルウェー🇳🇴

イタリア🇮🇹

です。

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