『カコクセナイト』アメジストやクォーツに内包される金色の鉱物

カコクセナイトは単体というよりクォーツやアメジストなどの中に金色のインクルージョン(内包物)として含まれる鉱物です。

カコクセナイトについて

カコクセナイトとは

カコクセナイトはゴールドルチルのように金色の細長い針状の鉱物ですが、細長い三角形の扇型の形状をしているのが特徴です。

💎参考記事

• クリスタルタロット

  『クリスタルタロット』ソードの2 ・ルチルを内包するクォーツ

 

その扇型が「天使の羽」のようだと言われることがあり、パワーストーン好きな方々からも人気があります。

カコクセナイトの名前の由来と和名

カコクセナイトは1825年にボヘミアの鉄鉱山で発見されました。

鉄を求めていた方々からは不要な石だったので

・ギリシャ語で「kakos(悪い)」と「xenos(見知らぬ人)」を合わせてカコクセナイトと命名された

・ギリシャ語で「kakoxenios(無愛想、親切ではない」からカコクセナイトと命名された

などの説があります。

和名はカコクセン石です。

カコクセナイトの成分

カコクセナイトはリン酸塩鉱物の一つです。

化学式は　(AlFe³⁺)₂₄O₆(OH)₁₂(PO₄)₁₇・75H₂O

ただし、石屋さんで見かけるカコクセナイトのほとんどは「カコクセナイトインクォーツ」や「カコクセナイトインアメジスト」です。

その場合は珪酸塩鉱物となります

カコクセナイトの硬度

モース硬度　3〜4

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石の硬度を表す「モース硬度」

カコクセナイトの光沢

絹糸光沢

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　金属や石の印象を左右する7つの「光沢」　

スーパーセブンの中のカコクセナイト

パワーストーンとして大人気の石に「スーパーセブン」とよばれる石があります。

スーパーセブンは多くの鉱物が集まったクォーツですが、定義として

・水晶

・アメジスト

・カコクセナイト

・ゲーサイト

・クピドクロサイト

・スモーキークォーツ

・ルチル

の7種類の鉱物が入っていることになっています。

カコクセナイトの石言葉

・過去のトラウマを乗り越える

・心の癒し

・高次元と直結する

・閃き

カコクセナイト　誕生日石

5/12

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「12ヶ月の誕生石と366日の誕生日石」

カコクセナイトの主な産地

・アメリカ🇺🇸

・ブラジル🇧🇷

・カナダ🇨🇦

・日本🇯🇵

・オーストラリア🇦🇺

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