『クリスタルタロット』「カップのキング」バナジナイト　褐鉛鉱

クリスタルタロットとは

古来から、占いや自己表現に用いられてきたクリスタル。

クリスタルは一つ一つに意味があり、私たちの生き方に助言を与えてくれます。

タロットの一つ一つにクリスタルと合わせて読み解く方法があります。

💎

クリスタルタロットという物は幾つか種類があるようですが、

このブログではフィリップ・パーマット氏が著した「クリスタルタロット」を元に

💎参考記事

「クリスタルタロット」まとめのページ　他の石も見てみよう！

カップのキングのクリスタルはバナジナイト

カップのキングの意味

正位置

・寛大さ

・師匠

・豊かな情緒

・芸術的感性

逆位置

・不正

・偽善

・感情の暴走

・自信喪失

クリスタルタロットの解釈　

あなたの周囲にはエネルギーが渦巻いています。

これは潮目の変化を暗示していますが、海には荒波もあるように変化の波はいつも穏やかとは限りません。

これから思いがけない出来事に遭遇するでしょう。

でも、思慮深く慎重に行動していれば意外と好ましい結果になるはずです。

これからは外交的手腕を発揮し、知恵を働かせる必要があります。

バナジナイトは沈着冷静さを保つのに有効です。

また、何か困った時は信頼のおける人に相談に乗ってもらいましょう。

(「クリスタルタロット」ガイアブックスより一部抜粋)

バナジナイトの石言葉

・明るさ

・祝福

・情熱

バナジナイトの誕生日石

なし

💎参考記事

「12ヶ月の誕生石と366日の誕生日石」

バナジナイトについて

バナジナイトの和名

褐鉛鉱　(カツエンコウ)

バナジナイトの硬度

硬度3

💎参考記事

石の硬度を表す「モース硬度」　

脆い石なので、アクセサリーなどに加工されることは稀です。

磨かなくても輝きがあるので、そのまま飾って楽しむことの多い石です。

バナジナイトの光沢

樹脂光沢

💎参考記事　

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」　

バナジナイトの成分と特徴

バナジナイトは産業用のバナジウム鉱石の一つであり、鉛の原料でもあります。

化学式はPb₅(VO₄)₃Cl

鉛が約7割、バナジウム約1割、酸素と塩素が約2割という構成です。

バナジナイトは明るい赤やオレンジ色の物が多いですが、茶色やグレー、黄色や無色の物もあります。

1801年に発見された時には美しい石として注目されたものの、新しい鉱物だと断定されませんでした。

その後、1830年ころに新元素バナジウムが発見されました。

バナジウムの発見によって、

多くのバナジウムを含んだこの結晶が新鉱物だったことが判明。

バナジナイトという名前がつけられました。

バナジナイトの主な産地

モロッコ　🇲🇦

アメリカ　🇺🇸

はるさん的補足　北欧神話由来の名前バナジウム、様々宝石の発色原因に

1830年に新元素であることがわかった時

北欧神話に登場する愛と美と豊穣の女神バナジス(またの名をフレイヤ)からバナジウムと命名されました。

バナジウムは鉄鋼やアルミニウム、ジルコニウムなどの製造に使用されるだけでなく

脂質やコレステロールの代謝に働くと考えられている人体に必須のミネラルです。

牛乳や蕎麦にも含まれますし、バナジウム水という物もあるようですね。

宝石の観点からは発色原因物質ともなります。

例えばコランダムに含まれるとパープルサファイアになります。

ベリルに含まれるとグリーンベリルに。

また、ツァボライト(緑色のガーネット)の発色はクロムとバナジウムによるものです。

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『日本神話タロット』「山神オオヤマツミと娘たちと孫」

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