【ボラサイト】(方硼石)岩塩などと共生!水に溶ける鉱物
ボラサイト この写真はWikiからお借りしました

ボラサイト(方硼石)は塩素を含むマグネシウムのホウ酸塩鉱物です。

若干の水溶性があるのでアクセサリーには向きませんし、鉱物としても大きくなることもありません。

ボラサイト(方硼石)を手に入れた場合は

手洗いやアルコールで洗うことはもちろんNG、湿気もさけましょう。

乾燥剤と一緒に密閉容器で保存することが推奨されます。




ボラサイト(方硼石)について

ドイツの鉱物学者ゲオルク・ジークムント・オットー・ラシウスは、1787年にドイツのニーダーザクセン州リューネブルクで採集された標本に基づいて、

1789年、初めて記載されました。

ニーダーザクセン州の位置

ボラサイト(方硼石)の名前の由来

ボラサイトは質量比にして約19~20%のホウ素(Boron)を含んでいることから「boracite」と名付けられました。

和名は四角い形でホウ素(硼素)を含む鉱物であることから「方硼石」です。

ボラサイト(方硼石)の成分

ボラサイト(方硼石)はマグネシウムを含むホウ酸塩鉱物です。

💎参考記事 

「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類

化学組織は

Mg3B7O13Cl

と表されます。

参考

Mg:マグネシウム B:ホウ素 

O:酸素 Cl:塩素

ボラサイト(方硼石)と共生する鉱物

ボラサイトは、海水や塩湖の水が蒸発濃縮するプロセスの中で、

マグネシウム(Mg)やホウ素(B)の濃度が高くなった段階で結晶化します。

そのため、岩塩や硬石膏(アンハイドライト)、石膏(ジプサム)の厚い層の中に埋没した小さな単結晶(キューブ状や12面体)として発見されるケースが一般的です。

ボラサイト(方硼石)の結晶系

結晶系は直方晶系です。

ボラサイト(方硼石)の硬度

モース硬度 7〜7.5

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ボラサイト(方硼石)の劈開性

劈開はありません

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ボラサイト(方硼石)の靭性

ボラサイト(方硼石)は脆い鉱物です。

ボラサイト(方硼石)の色

無色、白、灰、茶、橙、黄、淡緑、深緑、青緑、青(透過光下では無色)

ボラサイト(方硼石)の光沢

金剛光沢、ガラス光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ボラサイト(方硼石)の石言葉

ボラサイト(方硼石)の石言葉は今のところ無いようです。

ボラサイト(方硼石)の誕生日石

ボラサイト(方硼石)のは「366日宝石図鑑」で12/10の誕生日石に選ばれました。

ボラサイト(方硼石)の主な産地

ボラサイト(方硼石)の主な産地は

・ドイツ🇩🇪

・イギリス🇬🇧

・ボリビア

です。

ボラサイト(方硼石)の発見地ドイツ・ニーダーザクセン州にある世界遺産

(写真はWikiからお借りしました)

・ヒルデスハイム大聖堂(ユネスコ世界遺産)


・ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラーの歴史都市

ランメルスベルク鉱山



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