【コーラ サン ドロップ ダイヤモンド】110カラットの有名なダイヤ
Screenshot
サンドロップダイヤモンド
(2011年11月 サザビーズ)
出典:Sotheby's | The Sun-Drop Diamond
https://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2011/magnificent-jewels-ge1105/lot.506.html

コーラ サン ドロップ ダイヤモンド

2010年に南アフリカ共和国のキンバーライト鉱脈で発見された

中央やや上がKimberley

・大きさは110.03カラット

・色はファンシービビッドイエロー

・カットはペアシェイプ

のダイヤモンドです。

コーラ サン ドロップ ダイヤモンドについて

コーラ サン ドロップ ダイヤモンドは10億年から30億年前に形成されたと考えられています。

その後、2011年2月24日から6か月間、ロンドン自然史博物館の展示室「The Vault」にて、デヴォンシャー公爵のエメラルドやオーロラ・ピラミッド・オブ・ホープといった数々の貴重な宝石とともに保管・展示されました。

ロンドン自然史博物館 この写真はWikiからお借りしました

2011年11月、ジュネーブのオークションで1,090万ドルをわずかに超える価格で売却されました。

この原石のカッティングおよび所有を行っていたのは、ニューヨークに拠点を置くダイヤモンド製造会社コーラ・インターナショナル社であり、オークションでの競売はサザビーズが取り仕切りました。

コーラ・インターナショナル社がカッティング、所有したことから

コーラ サン ドロップ ダイヤモンド」と呼ばれるようになりました。

落札したのは匿名を希望した電話入札者で、手数料と税金を含めた最終支払額は1,236万ドルでした。

コーラ・インターナショナル社の最高経営責任者(CEO)であるスゼット・ゴメス氏は、ダイヤモンドの美しさを引き出すためにはカットが極めて重要であると述べています。

彼女は「色が薄い場合は、色を保持して強く見せるためにスクエア(エメラルド)カットを選択します。

一方で、色が十分に濃い場合はペアシェイプにカットするのです」と説明しています。

サン・ドロップのカッティング作業には、同社で6か月間の歳月が費やされました。

💎ダイヤモンドのカットの種類(AIで作成)

イエローダイヤモンドの成分

ダイヤモンドは炭素のみからなる鉱物です。

化学組織は

C (炭素)

です。

炭素原子の中に微量の窒素原子が入り込むとイエローダイヤモンドになります。

窒素原子の量が多いと黄色の濃くなります。

ダイヤモンドの結晶系

結晶系は立方(等軸)晶系です。

ピンクダイヤモンドの硬度

モース硬度 10

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

イエローダイヤモンドの劈開性

四方向に完全!

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

イエローダイヤモンドの靭性(衝撃に対する強さ)

イエローダイヤモンドはガラスや水晶と同等から、やや強い靭性です。

決して割れにくくないので大切に扱いましょう

イエローダイヤモンドの光沢

金剛光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

カラーダイヤモンド

天然に色がついたダイヤモンドで、宝石市場において非常に珍重されています。

わずかな黄色みや茶色みを持つダイヤモンドはランクの低い物として扱われますが、発色の鮮やかなダイヤモンドはファンシーダイヤモンドと呼ばれ、無色のダイヤモンドの何倍も価値があります。

価値が高いダイヤモンド

カラーダイヤモンドにはさまざまな色がありますが、ピンク、ブルー、レッド、グリーン、パープル、バイオレット、オレンジ、イエロー、ブラウン、ブラック、グレー、ホワイトの12色に分けられるとされています。

カラーダイヤモンドのなかでも特に希少価値が高いとされているカラーは、「レッド」「ブルー」、そして「ピンク」です。

カラーダイヤモンドの発色原因

カラー主な発色原因詳細と特徴
ピンク結晶構造の歪み結晶格子が塑性変形(地中の強い圧力による歪み)を起こすことで特定の光を吸収します。
ブルーホウ素(B)の混入結晶内部にホウ素原子が取り込まれることで赤色光を吸収し、青く見えます(半導性も持つ)。
レッド結晶構造の極度な歪みピンクと同じメカニズムですが、構造の歪みがより強烈に生じることで濃密な赤色になります。
グリーン自然の放射線照射地中でウランなどの放射線を受けることで炭素原子が本来の位置から弾き飛ばされ(原子欠陥)、緑色に発色します。
パープル結晶構造の歪み + 水素(H)塑性変形による構造歪みに加え、微量の水素原子が関与していると考えられています。
バイオレット水素(H)の混入パープルより青みが強く、高濃度の水素原子の存在が深く関わっているとされています。
オレンジ窒素(N)の集合構造 + 原子欠陥窒素原子の特定の集まり方(Aセンター等)と結晶欠陥の相互作用によって鮮やかな橙色を生み出します。
イエロー窒素(N)の混入最も一般的な不純物である窒素原子が炭素と置き換わり、青色光を吸収するため黄色に見えます。
ブラウン結晶構造の歪みピンクと同様に地圧による結晶格子の歪み(塑性変形)が原因で、非常に多く産出されます。
ブラックグラファイトや鉄鉱物の内包物微細なグラファイト(石黒)や磁鉄鉱などの暗色鉱物が大量にインクルージョンとして入ることで黒く見えます。
グレー水素(H)または過剰な不純物高濃度の水素混入や、微小なグラファイトインクルージョンが薄く分散することで生じます。
ホワイト微細な乳白色インクルージョンカメレオンやブラックのように色素そのものではなく、超微細なインクルージョンが光を散乱させる(チンダル現象)ことでミルキーな白になります。

ティファニ展で展示されていたブローチ

イエローダイヤモンドの石言葉

イエローダイヤモンドの石言葉は

・自信

・神々しさ

・富

・希望

です。

コーラ サン ドロップ ダイヤモンド 誕生日石

コーラ サン ドロップ ダイヤモンドは「366日宝石図鑑」で11/15の誕生日石になりました。

サザビーズのジュネーブオークションでコーラ サン ドロップ ダイヤモンドが落札されたのは

2011年11月15日です。

イエローダイヤモンドの主な産地

イエローダイヤモンドの主な産地は

・オーストラリア🇦🇺

・南アフリカ🇿🇦

です。

コーラ サン ドロップ ダイヤモンドの産地 南アフリカ共和国キンバリー地区

キンバリーは南アフリカ共和国北ケープ州の州都です。

1867年にダイヤモンドが発見されるとイギリスが侵攻。

南アフリカのゴールドラッシュ時に栄え、ダイヤモンド鉱山だったビッグホールでは、かつてのゴールドラッシュの時代の風景が残されています。





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