品質の高いコーネルピンは20世紀になってから発見されたばかりの宝石です。
産出量が少ないレアストーン(希少石)の一つ。
角度によって色が変わる多色性が魅力です。
コーネルピンについて
コーネルピンの名前の由来と和名
鉱物としてのコーネルピンは1884年にデンマーク人の地質学者であり探検家でもあったアンドレス・N・コーネルプ氏によってグリーンランドで発見され
コーネルプ氏にちなんで、コーネルピンと命名されました。
(透明度が高い宝石質のコーネルピンは1912年にマダガスカルで発見されました。)
和名はコルネプ石です。
石の名前で多いのは最後にite(ギリシャ語で石という意味)が付く物ですが
ine(ギリシャ語で〜に似た、〜という性質のという意味)が付く物もあります
・アルマンディンガーネット
・スペサルティンガーネット
・サーペンティン(蛇紋石)
などもite が付く石です。
ine(ギリシャ語で〜に似た、〜という性質のという意味)が付く物もあります
・アルマンディンガーネット
・スペサルティンガーネット
・サーペンティン(蛇紋石)
などもite が付く石です。
コーネルピンの色
緑色、青、黄色、褐色、無色など、多くの色のコーネルピンがあります。
最も人気が高いのが緑色です。
殆どのコーネルピンの発色原因はよくわかっていませんが、
緑色のコーネルピンにバナジウムが含まれていることは判明しています。
コーネルピンの成分
コーネルピンはマグネシウム、アルミニウム、ホウケイ酸塩の合成物です。
化学式は Mg3Al6(Si,Al,B)5O21(OH)
川の中の岩の陰や蛇行しているところにできる沖積鉱床で見つかります。
多色性が強いコーネルピン
コーネルピンの特徴といえば、強い多色性です。
コーネルピンは見る角度によって
・無色から緑色、黄緑、黄色
・ピンクからラベンダー
などの変化を楽しめます。
紫外線を当てると蛍光する物もあるコーネルピン
全てのコーネルピンが蛍光するわけではありませが、紫外線ライトを当てると、蛍光する物もあります。
コーネルピンの硬度
モース硬度 6〜7
💎参考記事
コーネルピンの光沢
・ガラス光沢
・脂肪光沢
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コーネルピンの石言葉
・個性
・原動力
・寛容
コーネルピン 誕生日石
誕生日石にはなっていません
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コーネルピンの主な産地
・ドイツ 🇩🇪
・グリーンランド 🇬🇱
・マダガスカル 🇲🇬
・カナダ 🇨🇦
・タンザニア 🇹🇿