【ポーラ スター ダイヤモンド】かつてナポレオンの兄が所有!
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「ポーラ スター ダイヤモンド」はインドのゴルコンダ地域産の41.28カラットブリリアントクッションカットD~Eカラーのダイヤモンドの固有名詞です。

ゴルコンダ・ダイヤモンド

インド・アンドラプラデーシュ州のゴダヴァリ・クリシュナ・デルタ地域で採掘されるダイヤモンドです。

ゴルコンダ・ダイヤモンドタイプⅡa に等級付けされ、純炭素で形成され窒素を含まず透明度が高いのが特徴です。

しばしば「最初の水のダイヤモンド」と表現され歴史上最も称賛されるダイヤモンドの一つです。

「ポーラ スター ダイヤモンド」について

「ポーラ スター ダイヤモンド」はブリリアントクッションカットというカットを施されたダイヤモンドです。

ブリリアントクッションカットは四角形の角を丸めた「クッション(枕)のような柔らかなフォルム」と、光を効率よく反射させる「ブリリアントカット」を組み合わせた宝石のカッティングスタイルです。  

16世紀から17世紀頃に流行した歴史ある「オールドマインカット(Old Mine Cut)」を起源に持ち、現代の技術で輝きを最大限引き出すように進化しました。  

主な特徴はふんわりとした柔らかいフォルムで

正方形または長方形に近い外観ですが、角が優しく丸みを帯びており、直線的で鋭利な「プリンセスカット」とは異なるエレガントでクラシカルな印象を与えます。 

角が丸みを帯びているため、日常使いでぶつけた際にも端が欠けにくく、婚約指輪や日常用のジュエリーにとても適しています。  

「ポーラ スター ダイヤモンド」の名前の由来

「ポーラ スター ダイヤモンド」のその下部のパビリオン八芒星のように配置されており、そのため北の星であるポラリスにちなんで「Polar Star diamond 」名付けられました。

パビリオンとは

ダイヤモンドファセットの名前。ガードルよりも下の部分の相称です。

下の図はラウンド・ブリリアントカットの部位の名称ですが、ブリリアントクッションカットの場合も下の部分(指輪の台座に隠れる部分)です。

ダイヤモンド研磨業界の最新の研究ではパビリオンの角度によってダイヤモンド内部で反射する光のスペクトル調整が出来る事が判っています。

「ポーラ スター ダイヤモンド」の歴史

「ポーラ スター ダイヤモンド」の最初の記録は

1806年で、ナポレオンの長兄であるジョセフ・ボナパルトが所有していたとされています。

ジョセフ・ボナパルト この写真はWikiからお借りしました

その後ジョセフが退位後にアメリカに定住した時に手放し

1820年代にユスポフ家によって購入され、れ、ラズプーチン暗殺の参加者であるフェリックス・ユスポフ王子に引き継がれました。

ロシア革命後、宝石を伴って亡命し、亡命中の家族を養うため、彼は1924年にそのダイヤモンドをカルティエに売却しました。

カルティエは1928年にそのダイヤモンドを、ロイヤル・ダッチ・シェル創設者サー・アンリ・デターディングの妻であるレディ・デターディングに売却。

レディ・デターディングの死後、遺志に従い、

クリスティーズは1980年11月20日にジュネーブで「ポーラ スター ダイヤモンド」をオークションにかけました。

スリランカの宝石商ラジーン・サリフが、800万スイスフラン(約460万ドル)で購入しました。

その記録は、当時、ダイヤモンド1カラットあたりの最高価格として、ギネス世界記録に認められました。

サリフ氏とそのパートナーであるシェイクハ・マディ氏の会社ムジョハラト・アル・シャルク氏は、ジッダにおいて、サウジアラビアの金融業界上級官僚とされる顧客のために「ポーラ スター ダイヤモンド」を購入しました。

ダイヤモンドの成分

ダイヤモンドは炭素のみからなる鉱物です。

化学組織は

C (炭素)

です。

ダイヤモンドの結晶系

結晶系は立方(等軸)晶系です。

ダイヤモンドの硬度

モース硬度 10

💎参考記事 

石の硬度を表す「モース硬度」

ダイヤモンドの劈開性

四方向に完全!

💎参考記事

鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?

ダイヤモンドの靭性(衝撃に対する強さ)

ダイヤモンドはガラスや水晶と同等から、やや強い靭性です。

決して割れにくくないので大切に扱いましょう💎

ダイヤモンドのタイプ

ダイヤモンドのタイプとは化学不純物のレベルと種類に基づいて科学的に分類する方法です。

ダイヤモンドは5つのタイプに分類されます:

タイプIaA、タイプIaB、タイプIb、タイプIIa、タイプIIb。

ザ グラフ レセディ・ラ・ロナ」はタイプIIaです。

タイプIIaほぼあるいは完全に不純物を含んでおらず、その結果として大抵は無色です。

💎タイプの特徴をAIに表にしてもらいました

タイプ含有元素・特徴存在割合備考・代表例
タイプIaA窒素が2個ペアで存在する(Aセンター)天然ダイヤモンドの多数紫外線で強めの蛍光を示すことが多い
タイプIaB窒素が4個集合して存在する(Bセンター)天然ダイヤモンドの多数タイプIaAと混在して産出することが多い
タイプIb窒素が1個ずつ孤立して分散している天然の約0.1%以下(極めて稀)黄色(ファンシーイエロー)の発色原因。人工合成品に多い
タイプIIa窒素・ホウ素をほとんど含まない(実質純粋な炭素)天然の約1〜2%光学的に非常に透明度が高く、最高品質(Dカラーなど)に多い
タイプIIbホウ素(ボロン)を含む天然の約0.1%未満青色(ブルーダイヤモンド)になり、電気を通す性質(半導性)を持つ

ダイヤモンドの光沢

金剛光沢

💎参考記事 

金属や石の印象を左右する7つの「光沢」 

ラウンドブリリアントカットのダイヤモンド

ダイヤモンドの石言葉

ダイヤモンドの石言葉は

・永遠の絆

・純潔

・純愛

・不屈

です。

「ポーラ スター ダイヤモンド」 誕生日石

「ポーラ スター ダイヤモンド」は「366日宝石図鑑」で11/20の誕生日石になりました。

「ポーラ スター ダイヤモンド」がクリスティーズ・ジュネーブ・オークションで落札されたのは

1980年11月20日でした。

ダイヤモンドの主な産地

ダイヤモンドの主な産地は

1位 ロシア🇷🇺

2位 ボツワナ🇧🇼

3位 カナダ🇨🇦

4位 アンゴラ🇦🇴

5位 コンゴ共和国🇨🇩

です。

本ランキングは、

アメリカ地質調査所(USGS)の「Mineral Commodity Summaries 2024」や、

キンバリープロセス認証制度(KPCS)など、信頼性の高い統計データを基にしています。

「ポーラ スター ダイヤモンド」の産地 インドのゴルコンダ地方

ゴルゴンダ鉱山からは多数の有名な宝石が採掘されており、「ポーラ スター ダイヤモンド」以外にもコーヒ・ヌールダリヤーイェ・ヌールなどが産出されています。

18世紀にブラジルなどの鉱山でダイヤモンドが産出されるまで、ゴルコンダ鉱山は唯一の主要鉱山でした。

ゴールコンダ城 この写真はWikiからお借りしました





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