

サニディン(玻璃長石)は長石グループ(フェルスパーグループ)の鉱物です。
長石グループ(フェルスパーグループ)は地球上に最も多く存在し、ほとんどの岩石に含まれる鉱物です。
サニディンはカリウムを含むアルカリ長石グループに属します。

この図はカラッツGemMagazineさんのhpよりお借りしました

サニディン(玻璃長石)について
サニディンは「和歌山県の石」に指定されています。

サニディン(玻璃長石)の名前の由来
サニディンが平らで板状の結晶であることにちなんで、
1808年にドイツの鉱物学者カール・ヴィルヘルム・ノーゼが
ギリシャ語で「小さな皿」または「タブレット」を意味する「サニス」と、
「見る」または「現れる」を意味する「イドス」に由来して「sanidine」と命名しました。
サニディンは透明でガラスのような長石なので和名は「玻璃長石」です。
玻璃とは
・仏教の七宝の一つで水晶のこと。
・ガラスのこと。
です。
この場合「ガラスのような」長石で「玻璃長石」と命名されたようです。
サニディン(玻璃長石)の成分
サニディン(玻璃長石)はカリウムを含むアルカリ長石で珪酸塩鉱物です。
サニディン(玻璃長石)は通常約30%(最大62%)のナトリウムが含まれます。
💎参考記事
「鉱物はどのように分類するか」化学組織から分類する方法と種類
化学組織は
(K,Na)(AlSi3O8)
と表されます。
参考
K:カリウム Na:ナトリウム Al:アルミニウム
Si:珪素 O:酸素
サニディン(玻璃長石)の結晶系
結晶系は単斜晶系です。

サニディン(玻璃長石)の硬度
モース硬度 6
💎参考記事
サニディン(玻璃長石)の劈開性
劈開は一方向に完全、一方向に明瞭です。
💎参考記事
鉱物の割れ方「劈開」ダイヤモンドは傷がつきにくいけれど割れやすい?
サニディン(玻璃長石)の色
白、黄色、茶色
サニディン(玻璃長石)の光沢
ガラス光沢
💎参考記事

シラーの出るサニディン(玻璃長石)ムーンストーン

ムーンストーンというのは、石の表面にぼんやり「シラー(アベンチュレッセンス)」が浮かび上がる長石(アノーソクレースまたはサニディン)の通称名です。
ムーンストーンという鉱物はありません。
シラーとは
内部の層状構造により光の反射と錯乱が生じ、石の表面に白色や青色などの光が現れる現象です。
また石を動かして、見る角度を変えることにより光の移ろいを見ることができます。
「うねるような」光とか「ゆらめき」と表現されることもあります。
ちなみにラブラドライトなどで見られる虹色の光が生じる効果は「ラブラドレッセンス」と呼ばれています。
サニディン(玻璃長石)の石言葉
サニディン(玻璃長石)の石言葉は
・幸運
・希望
・恋の予感
です。
サニディン(玻璃長石) 誕生日石
サニディン(玻璃長石)は「366日宝石図鑑」で10/16の誕生日石に選ばれました。
サニディン(玻璃長石)の主な産地
サニディン(玻璃長石)の主な産地は
・ブラジル🇧🇷
・アメリカ🇺🇸
・ロシア🇷🇺
・ウクライナ🇺🇦
・和歌山県牟婁(ムロ)郡
和歌山県牟婁(ムロ)郡にある神社
・熊野速玉神社

・熊野本宮大社















