スギライトは愛媛県岩城島で岩石学者の杉健一氏らによって調査・採取され、杉氏にちなみスギライトと命名された宝石です。
パワーストーンとしてとても人気があり、チャロアイト、ラリマーと共に世界三大ヒーリングストーンと呼ばれています。
スギライトとは
スギライトは1944年に日本で最初に発見された鉱物で
1974年に国際鉱物学連合が新鉱物として認定した鉱物です。
新鉱物として認定されるまでの約30年間は「ユーディアライトのような鉱物」とされていたそうです。
新鉱物として申請した岩石学者の村上允英教授の師であった杉健一教授に因みスギライトと命名されました。
スギライトの別名、和名
スギライトはアメリカでとても人気がある石ですが、アメリカでも
・スギ(ジ)ライト
・ルブライト
・ローヤルアゼール
などと呼ばれています。
和名は杉石です。
スギライトの成分
スギライトはカリウム、ナトリウム、リチウム、鉄、マンガン、アルミニウムなどを含む珪酸塩鉱物です。
化学式は
K(Na,□)2Li3(Fe,Mn,Al,Zr)2Si12O30
です。
スギライトの色
愛媛県で最初に発見されたスギライトは鶯色でした。
スギライトは鉱物が混ざりあって形成されていく特徴があるので、共存する鉱物によって色が違ってきます。
その後、南アフリカでマンガンを多く含む紫色のスギライトが発見され今ではスギライトは紫色というイメージが出来上がりました。
他に成分の割合によってピンク、グレー、緑がかった物があります。
ペクトライトが混入すると青が強く出ます。
スギライトの硬度
モース硬度 5.5〜6.5
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スギライトの光沢
ガラス光沢
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スギライトの石言葉
・癒し
・邪気の予防
・浄化
・第三の目
・治癒
スギライト 誕生日石
なし
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世界三大ヒーリングストーン
スギライトはチャロアイト、ラリマーと共に世界三大ヒーリングストーンとして人気があります。
日本で発見されて日本人の名前がついた石ですが、人気が出たのはアメリカから。
その後日本でも人気の石となったそうです。
南アフリカ産の紫色スギライトが人気があるようですが、二酸化ケイ素 (クォーツ) が強く出た半透明の物もあり、高価だそうです。
スギライトの主な産地
・南アフリカ 🇿🇦
・日本 🇯🇵
・イタリア 🇮🇹
・オーストラリア 🇦🇺
・カナダ 🇨🇦