さまざまな模様の身近な石「めのう」
世界中で採れるメノウは加工もしやすい

「めのう(瑪瑙)」、 「アガーテ」

クリスタルを記載していると、 かなりの頻度で出てくる 「めのう類」 「めのう」とは何か整理しましょう

めのうとは

縞状の玉髄の一種で オパール、クォーツ、玉髄が 火成岩や堆積岩の 空洞中に層状に沈殿してできた 鉱物の変種です しばしば、中心部に隙間が残り、 空気や、液体が存在することが あります 国や地域によって、「めのう」 の定義は違います ここでは、日本の習慣に基づいて 書いていきます

めのうの化学式

SiO2 二酸化ケイ素 (クォーツと同じ)

めのう、アゲートの名前の由来

めのうは、 馬の脳に似ていることから 「瑪瑙」と名づけられました 英語ではagate, アゲートです シチリア島の Acate(アカーテ)という 川のほとりで、めのうが 採られていたことから、 命名されました

めのうの種類

「ランドスケープ・アゲート」

ランドスケープ・アゲート
    1/2の誕生日石 (風景めのう) めのうの中が、まるで 石自体が風景画のような 模様の物です

「カーネリアン」

カーネリアン
4/27の誕生日石 玉髄の中で、 赤や橙色をしていて 縞目模様のある物を 「めのう」と呼びます

「レースアゲート」

レースアゲート
5/11の誕生日石 柔らかいレースのような模様の 入っている「めのう」です

「ホワイトカルセドニー」

ホワイトカルセドニー
5/28の誕生日石 透明または半透明で 四国でよく採れる石です (カルセドニーは玉髄のことです)

「モスアゲート」

モスアゲート
7/21の誕生日石 めのうの中に 緑泥石などの結晶を内包し、 苔状の模様が現れるもの

「コンシャ・アゲート」

コンシャ・アゲート
8/12の誕生日石 貝殻のような模様をした めのう 小さな隙間に小さな水晶が できているので、 貝殻のようにキラキラしている

「ファイアーアゲート」

ファイアーアゲート
8/25の誕生日石 リモナイト(褐鉄鉱)などの インクルージョンを含んだ アゲートの一種です 原石をカットすると、 その部分が虹色の炎(ファイアー)状 に見えることから、 ファイアーアゲートと名付けられました

「ブルーアゲート」

ブルーアゲート
10/18の誕生日石 原石が、めのうの中でも特に 馬の脳の外観に似ていることから、 「馬めのう」と呼ばれています

その他の「めのう」

孔雀めのう
他にも「孔雀めのう」 「ボツワナめのう」 などがあります
ボツワナめのう

「めのう」は加工しやすい

「めのう」は硬度が7で、 加工しやすい鉱石です 断面の美しさから、 紀元前より、ブレスレットや ブローチに加工されていました 日本でも「めのう」の勾玉が 島根県の大原遺跡などから 見つかっています
めのうの勾玉(出土品ではありません)
今でも、 アクセサリーとしてだけでなく コースターも人気があります めのうは時を経ても褪色せず、 模様も輝きも 失われにくいと言われています 美しい模様とガラス光沢の輝きが 古代から現代に至るまで ずっと人間の心を捕らえて 離さないのでしょう

「めのう」はカップの6のクリスタルタロットです

 

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