ウェイト版タロットカード
「悪魔」の絵の説明
見るからに恐ろしげな悪魔が
手に松明(トーチ)を持ち、
もう一方の手を挙げています。
その下には
鎖につながれた男女が裸で
立っています。
2人は人間ですが、
もう悪魔のような姿に
なりかかっています。
参考ページ
ウェイト版タロットカード
「悪魔」の絵が象徴すること
悪魔は、ヤギの角、ワシやタカの爪、
こうもりの翼を持っています。
この生き物は
錬金術を表しているとされています。
錬金術は、神を恐れない
傲慢なものとされていました。
キリストが温和な羊
と、象徴されるのに対し、
ヤギは粗野な存在として、描かれることが多く、
ヤギ=悪魔の姿、という考え方が広がりました。
松明(トーチ)を逆さまに持っていますが、
これも神への冒とくを表しています。
額に描かれた
逆五芒星も堕落の証です。
鎖につながれた男女は
ブドウのフサの尻尾、炎のような尻尾を
持っています。
これは、
酒、肉欲といった
快楽のとりこになってしまっていることを
示しています。
彼らは、鎖を解こうとしていません。
罪の意識より欲望を優先しているからです。
台座と背景は黒で、
悪徳の元凶、試練を
表しています。
「悪魔」のアフタータロット
「悪魔」のカードの
運勢とクリスタル