ウェイト版タロットカード
「魔術師」の絵の説明
魔術師は「愚者」の次の段階のカードです。
机の上に色々な道具をおいた「魔術師」が人々の前で
不思議な技を披露しようとしています。
「魔術師」のモデルは錬金術師
ヘルメス・トリスメギスがモデルです。
ヘルメス・トリスメギス
「愚者」から一歩進んで、夢見る若者から実際に技術を持つ者、
技術を使える者になったことを表しています。
魔術師は白いユリと、赤いバラが咲いている庭で
立っています。
白いユリは、精神の純粋さ、
赤いバラは、情熱と欲望の象徴で、
二つ合わせて、統合とバランスを象徴しています。
上にもバラが咲いています。
これは昇華した意識が地上界に降り
新たな才能が花開くことを
示しています。
庭園の豊かさと、魔術師の頭の上の無限大♾のマークは、
無限の叡智と知性が天からもたらせ
創造の連鎖が起こることを
表しています。
テーブルの上には、
情熱、愛、知恵、物質が
置いてあります。
「愚者」と違って、「魔術師」は、
これらを使いこなすことができるのです。
参考記事
また、魔術師が、天と地を両方指しているのは、
彼が
天から授かった力を現実の地で再現できる者であることを
表しています。
これはヘルメス.メギストスの、
天にあるものはまた地にもある
という言葉を表しています。
参考記事
「魔術師」のカードの
運勢とクリスタル
にほんブログ村