きな粉クルミ
🟤クルミ科のテウチグルミ、
通年で出回っていますが
が旬の食材です。

中国では、「貴族の美容食」
とよばれ、
髪を黒くし、
肌を潤し、
便秘を改善する、
と言われています。

おやつに、おつまみに、
おかずに混ぜたり、
使い方は色々です。

積極的に取りたいですね。

今回は、クルミの栄養と
薬膳的な効果効能について説明
したいと思います。

また、
栄養たっぷりで、
満腹感のあるオヤツ
「きな粉クルミ」
を紹介します。


🟤クルミの栄養

・脂質(オメガ3脂肪酸)
   
   血中の脂質脂肪を下げ、
   コレステロールや
   中性脂肪を抑える効果
   があると言われています。

   高血圧や動脈硬化などの
   心血管疾患の予防、改善
   が期待できます。
    
     →心臓血液疾患、
      認知症予防に。
      薄毛対策、美髪効果。
      満腹感を与える。


・抗酸化物質(ポリフェノール、
   メラトニン)

   活性酸素を抑制し、
   動脈硬化や高血圧の予防、
   アンチエイジングなどの
   効果が期待できます。


・ビタミンB6、B1

   皮膚や粘膜の健康維持を
   助ける働き。


・ビタミンE

   脳神経の働きを補助。
   
   体内の余分な水分を
   尿として輩出するのを
   助ける働き。
   むくみの軽減につなげる。


・葉酸

   赤血球を作る際に必須の栄養素で
   「造血ビタミン」
   ともよばれています。

   身体の発育にも重要なので
   妊婦さんは特に意識して
   取りたい栄養素です。


・マグネシウム

   体内の様々な酸素を活性化させる。
   生命維持に不可欠なミネラル。

   神経の高ぶりや、高血圧を
   予防する効果があります。


・銅

   ヘモグロビンの合成に
   必須のミネラル。

   貧血予防。
   免疫力向上。


・亜鉛

   タンパク質の代謝を
   促進させるミネラル。

   骨の発達、疲労回復などへの
   効果。


・食物繊維

   腸内の善玉菌を増やし、
   腸内環境を改善します。


🟤クルミの期待できる薬膳的効果効能

・腰痛、耳鳴り、肌の老化予防

・滋養強壮効果

・免疫力を高め、体を潤す
  →慢性の咳、ぜんそく、息切れ、
   便秘解消に。

・痛みを止め、緊張をゆるめる。


🟤クルミを食べるタイミング

  不飽和脂肪酸が含まれていて、
  健康にはいいものの、
  消化に時間がかかるので、
  寝る前の
  最低3時間前からは
  食べるのを
  控えましょう。


🟤クルミの適量

  クルミは消化があまりよくない上、
  カロリーも
  
  クルミ  100g あたり
       674kcal
  と、高めです。

  一日、7粒までにしましょう。


🟤簡単!きな粉クルミの作り方

・使用する食材
 
  クルミ  50g
   黒砂糖  30g
    (白砂糖 三温糖でも)
   水    大さじ1
   醤油   小さじ1
   きな粉  小さじ2

・作り方

  ①クルミ(無塩)を
   フライパンで2〜3分炒る。
  ②①を取り出す。
  ③黒砂糖と水をフライパンに入れて
   ブクブクいうまで、加熱する。
  ④醤油をフライパンに入れる。
  ⑤すぐにクルミを入れ、
   箸で5分ほど
   混ぜ続ける。
  ⑥キャラメル化したら、
   火から下ろして
   クッキングシートに並べて、
   粗熱をとる。
  ⑦ビニール袋にきな粉を入れ、
   ⑥を入れ、シャカシャカ振る。

とても簡単で、お茶にもコーヒーにも
ナツメミルクティーとも
(ナツメミルクティーを説明したページ
は、ここをクリック❗️)
よく合います。

今日のオヤツに「貴族の美容食」
はいかがでしょうか。


🟤参考ページは青文字をクリック❣️クルミを紹介したページ 

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