⚪️日本人の食卓に欠かせない、お豆腐と味噌。 「お味噌汁にお豆腐を毎日入れている」 という人も、 多いのではないでしょうか。 味噌汁は私も大好きですが、 豆腐の味噌漬け(山ウニ豆腐) というものがあるのは ご存知でしょうか。 熊本県の郷土料理です。 ※食感がなめらかでウニのようだ ということで、 山ウニと名前ついていますが、 ウニは入っていません! 800年以上前に、平家の落武者が 作ったのではないか という説もあります。 食料の確保が困難な時代に、 貴重なタンパク源 の保存食として作られたのでしょう。 今回は、作るのも簡単で、 ご飯にもパンにも合い、 ディップにしてもおいしい 豆腐の味噌漬けを紹介したいと思います。 ⚪️豆腐の栄養 (絹ごし豆腐、木綿豆腐) ・タンパク質、、、生命の根底を作る 最も大切な栄養素。 頭から爪の先まで を作っている。 ・レシチン、、、、脂肪代謝に関わる。 ・サボニン、、、、脂肪の蓄積、 活性酸素の働き に関わる。 ・イソフラボン、、女性ホルモン である エストロゲンに似た 作用が期待できる。 ⚪️豆腐の薬膳としての効能 ・熱を取り除き、 身体に害を与える作用を排除する。 →高熱、悪寒がある時。 ほてり、多汗、 四肢痙攣、麻痺に。 各種出血、できもの、潰瘍に。 ・気を補益し、 脾臓や胃の機能を高める。 →疲れ、めまい、食欲不振、 胃もたれ 吐き気、嘔吐、お腹の張りに。 ・津液を生じさせ、乾燥を潤す。 →皮膚、鼻、目の乾燥、 喉の渇きに。 尿が少ない時、便秘の時に。 ⚪️豆腐の味噌漬け 使用する食材 ・絹ごしまたは木綿豆腐 1丁 ・味噌 大さじ2 ・みりん 小さじ2 ① お豆腐は食べやすい大きさに切り、 よく水切りをする。 ②好みのお味噌をみりんで伸ばす。 ③容器に②を半量敷き、 ①を間隔を空けて並べる。 さらにその上に、 残りの②をかける。 冷蔵庫で寝かせればできあがりです。
3日目くらいから、クリーミーになってきます。 お味噌はついたままでも、洗い流しても、 美味しくいただけます。 お好みで、 柚子やシソを加えるのも美味しいです。 ウニと言うよりは、 クリームチーズにお醤油 をかけたような 味だと感じます。 簡単で、ご飯のおかずにも、 パンにぬっても美味しい。 また、クラッカーやアボカドやきゅうり のディップにも使えるので、 身体にいいお酒のアテに、 いかがでしょうか。 ※このサイトでは 物品販売はしておりませんが、 市販の豆腐の味噌漬けもあり、 大変美味しいです。 (「五木屋本舗の山うにとうふ」が有名です。) この夏、台風で川が氾濫し、 被害を受けた熊本県人吉市の 「ふるさと納税」 でも注文できるようです。 ボランティアにはなかなか行けないけれど、 地域再興の手助けをしたい方は、 ふるさと納税をして、 味わってみるのはいかがでしょうか。 五木屋本舗さんのホームページは ここをクリック❣️